3. ガイド部分の検査。 ガイドポストとガイドスリーブの嵌め合いクリアランス、焼けや磨耗痕の有無、金型ガイドの給油状態が正常かどうかを確認してください。 ガイドの磨耗や精度の破壊は金型の精度を低下させ、順送金型の各部に不具合が生じるため、適切なメンテナンスと定期的な交換が必要です。 ①材料ガイドの精度を確認してください。 材料ガイドピンが摩耗すると、テープガイドの適切な精度と機能が失われるため、交換する必要があります。 ②スプリング(吐出スプリング、エジェクタスプリング等)の状態を点検し、破損しているか、長期使用により破損はしていないが疲労して本来の強度を失っているかを確認してください。定期的にメンテナンスや交換を行わないと、金型が破損したり、生産がスムーズにいかなくなります。 4. 吐出板のお手入れ 吐出板の分解はドライバー2本でバランスをとり、両手で力をバランスよく取り外すことができます。 分解が困難な場合は、金型の清掃が行われているか、止めネジが完全に分解されているか、材料詰まりなどによる金型の損傷がないかを確認してください。 むやみに対処するのではなく、原因を突き止めて適切に対処してください。 アンロードプレートを組み立てるときは、最初にパンチとアンロードプレートをきれいにし、ガイドポストとパンチの導入部に潤滑油を追加し、スムーズに挿入し、ゴムハンマーまたは銅棒を使用して適切な位置にバランスを取ります。両手で所定の位置に押し込み、それを数回繰り返します。 きつすぎる場合は、ガイドポストとガイドスリーブの向きが正しいか、各部品に損傷がないか、新しい部品が適切に処理されているか(パンチも面取りされているか、貫通できるかなど)を確認してください。原因を究明し、適切な処置を行ってください。 アンロードプレートと凹型の間の材料接触面は、長時間スタンピングを行うとくぼみが生じます(アンロードプレートと凹型の間のギャップは、一般に材料の厚さから0.03〜0.05mmを引いたものになります)。 圧痕がひどい場合は、素材のプレス精度に影響を及ぼし、製品寸法の異常や不安定等の原因となりますので、素材プレートインサートや吐出プレートの修理や再研磨が必要となります。 コンタースリーブの精度をチェックする必要があります。 高さと一致しないと吐出板が傾いてしまいます。 その精度 ガイド機能とスムーズなスプリング押し機能が破壊されるため、維持する必要があります。 つまり、スタンピング生産における順送金型の故障については、金型のガイド精度、ガイドの精度や用途など、金型のメンテナンスで見落とされがちな領域を具体的に分析する必要があります。金型内のスプリングが変形すると金型の他の部分に影響を与えるため、定期的な検査とメンテナンスを行う必要があります。