精密プレス・曲げ部品の反りの原因:曲げ線の外側は引張応力により圧縮変形が起こり、内側には逆の応力とひずみがかかるため、製品は鞍状になります。 H/tが6〜7未満では反り率H/tが大きいと2/1000となり、6〜7を超えると反り率は1/1000以下となる。 材質や巻き方向とは関係ありません。 精密プレス・曲げ部品の反りの解決策: 1. 薄板の反りが非常に小さい場合、キャビティは曲げ線の中央付近にあるはずです。 2. 加工条件が厳しい場合には、まず反り量を測定し、次に反り量に応じてのみパンチを逆曲げさせます。 パンチとダイベースの間にブッシュを挟み、両端を固定する逆曲げ加工です。